遠出 / 名古屋(3) / 城

 

 

 

友人の実家の寿司屋さんの寿司

バランの形が嘘すぎる

調べてみると「青海老1号」という製品でエビを模しているらしい

エビだとしても嘘である

実家が寿司屋、羨ましすぎる

「転生したら実家が寿司屋だった」

 

タクシー乗りばに立っていたら

おじさんに延々と話しかけられた

「誰だこの人」が脳内を支配していたため、適当に相槌を打っていたら

気づけば愛知県在住の大学2社会学部になっていた

 

 

クラスで浮いてる駅名

エンタの神様に出てそう

フリップネタが得意そう

 

 

今日は国宝 「犬山城」に攻め入るぞ

 

犬山駅の北口を降りた矢先

外国人の少女集団(7人ほど)に話しかけられた

 

「ディゾどこですか」

「え?」

 

 

スマホの画面を見せてもらったところ

DAISO」とかいてあった

犬山で、ダイソー

 

ダイソーは北口と反対側で

駅まで上がって反対側から降りなければならないのだが、説明するのが大変で

「あー、ゴーウィズミー」

と言って、外国少女隊の引率の先生になった

全然犬山住民じゃないのに

 

ここは日本なので私は日本語を喋るからな

「どこから来ましたか?」と聞いたら

「ネパール」らしい

あの変な形の旗の国ね

 

最後だけデカい声で

ハバナイスデー」(私が一番好きな英語である)と言ったら

「さよなら〜」と日本語で返された

 

あの子達、ダイソー行けたかな

便利キッチングッズ、買ったかな

 

 

旅先に限らず、知らない人によく話しかけられる

人相がいいのか、ぼーっとしているのか

両方かも

繁華街を歩く時はいつも「今何聴いてますか?」に対応できるように心の準備をしているのに、それには遭遇したことがない

 

 

 

そんなこんなで犬山城

犬山城は現存する日本最古の木造天守らしい

国宝だから、もし折ったら弁償かなあなどと考えながら入り口に進むと

 

階段が急すぎて笑っちゃった

写真だと伝わりづらいけど、降りるときしっかり怖いくらい急

急すぎる階段は楽しいのでかなり気分が上がった

 

 

解説の手書き文字が味わい深い

特に「四」がいい

 

望楼からの景色

こう見ると「地の利」すぎる

歩くところが結構狭いし木製の手すりも低いのでスリリング

SEKIROだったらここの裏からこう登るんだろうな、というイメトレもした

 

名古屋旅を締め括るには最高の場所だった

私もなりたいな、国宝

 

 

 

名古屋で一番有名な台湾ラーメン「味仙」へ

店員さんがらんまのシャンプーみたいな声をしている

味仙のラーメンは辛さが三段階あり、辛くない順に(アメリカン、イタリアン、アフリカン)がある

まあ、せっかく名古屋に来たんでね

 

 

 

アメリカンで

 

名古屋の、台湾の、アメリ

 

アメリカンはスープを増やして辛さを抑えているらしいが、味が薄いとかではなく、旨味はじゅうぶんに感じられる

と脳内食レポを繰り広げていたら

舌が急に悲鳴を上げた

これは 「蓄積型」だッッ

中和しようと追加でライスを頼んだらシャンプーに「辛いですか〜?」と煽られた

 

 

長々と連載した旅行記も今日で最後

読んでくれてありがとね

会ったらお土産見せるね

懺悔先生の次回作にご期待ください